
東京:日本のトヨタ自動車は28日、世界での自動車生産台数が1月は7%増となり、米国の堅調な需要に支えられ、13か月連続で前年の同時期を上回ったと発表した。
1月の自動車生産台数は740,332台に増え、日本での販売減が米国などの海外市場の成長によって補われるかたちで、世界での販売台数は前年同月比で約11%増加した。数字はどちらも高級車ブランド「レクサス」を含む。
1月の販売台数は米国で23%急増、欧州では2%増となり、国内販売における14%の急減を補った。
中国での販売台数は39%急増したが、これは中国の旧正月に関係する暦の変更により、ディーラーの自動車販売日数が昨年よりも増えたことが一因である。トヨタによると、中国での競争は引き続き激化している。
販売台数で世界最大のこの自動車メーカーが1月に販売した車両のほぼ5分の2が、ガソリンと電気のハイブリッド車だった。
ロイター