
THUWAL:キング・アブドゥラー科学技術大学(KAUST)は、2025年にタイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界学術サミットを開催する。
サミットが中東で開催されるのは初めてであり、これは、世界の学術界に対するサウジアラビア王国とKAUSTの多大な貢献が評価された結果である。
来年10月7日から9日までの3日間にわたって開催されるこのサミットは、「大学の進歩への貢献」をテーマに掲げている。
このテーマは、サウジアラビアのビジョン2030の基盤となる変革の力学と一致しており、KAUSTは王国内だけでなく世界規模での進歩を推進する上で重要な役割を果たしている。
今回のホスト校発表は、マンチェスター大学が主催した今年のワールド・アカデミック・サミットの閉会挨拶で、KAUST学長のエドワード・バーン教授によって行われた。
「この名誉あるサミットに世界の高等教育のリーダーたちをKAUSTにお迎えできることを光栄に思います。このサミットは、学術界内の協力精神を強化し、世界的な課題に戦略的かつ影響力のある貢献を行うことに重点を置いています」とバーン氏は述べた。
「今年のイベントの成功を基盤として、今後も協力関係を育み、世界的な変革を推進する伝統を継続していく。今回の画期的な出来事は、世界各国の大学が自らの影響力を正しく理解し、高等教育の未来を築く上でサウジアラビアが果たし得る役割に対する認識が高まっていることを示している」と彼は付け加えた。
KAUSTの文化活動への取り組みに沿って、またサウジアラビアの豊かな伝統を示すものとして、サミットでは、王国の自然の美しさと文化の奥深さを強調するさまざまなアクティビティが予定されている。
参加者は、シュノーケリングやダイビングで紅海を探検したり、ジェッダの伝統ツアーを体験したり、NEOMのような変革プロジェクトを訪問したりする機会がある。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのグローバル・アフェアーズ最高責任者であるフィル・ベイティ氏は次のように述べた。「2025年ワールド・アカデミック・サミットは、高等教育のリーダーたちが業界の最も差し迫った問題に取り組む場となるでしょう」
「このコミュニティは、革新と商業化の機会を模索し、次世代のリーダーを育成するための戦略を策定し、世界中の人々の生活に有意義な影響を与えるために協力します」