



ドバイ: Dr.サーニー・ビン・アフマド・アル・ゼユーディUAE貿易担当国務大臣は月曜日、ドバイで開催された第2回日・京都Trade Exhibitionを正式に開幕させた。
ドバイ・ワールド・トレード・センターで開催されたこのイベントには、120以上の日本企業やブランドが出展し、UAEがこの地域における日本の貿易・投資の戦略的拠点としての地位を強化した。
アル・ゼイユーディ大臣は展示会のオープニングスピーチで、UAEと日本の関係は、数十年にわたるパートナーシップを継続的に発展させるという両国の共同ミッションのおかげで、継続的な勢いを目の当たりにしていることを確認した。
「2024年の二国間非石油貿易は約177億ドルに達し、2023年比2.2%増、2021年比32%増となった。日本はUAEにとって世界第9位の貿易相手国であり、日本は湾岸地域における最初の貿易相手国である」
「両国は昨年11月に包括的経済連携協定に向けた協議を開始し、今年末までにこの協定を完成させることが期待されている。大きな地平を切り拓き、双方の民間セクターとビジネス界に、共同経済成長に貢献する長期的パートナーシップを構築する有望な機会を提供する」
日本-京都Trade Exhibition は、中東における恒例行事となりつつあり、日本企業に製品やサービスを紹介する場を提供する一方、UAEに拠点を置く企業には新たな商機を探る機会を提供する。
マイコ・エンタープライズが主催するこの展示会は、特に日アラブ首長国連邦が包括的経済連携協定(CEPA)の交渉を進める中、アラブ首長国連邦およびより広い中東での事業拡大に対する日本企業の関心の高まりに沿ったものである。
マイコ・エンタープライズCEOで日本Trade Exhibition実行委員会委員長の坂上舞氏は、100を超える企業やブランドが出展し、参加者が大幅に増加していることを強調した。
坂上氏はアラブ・ニュース・ジャパンの取材に対し、昨年の展示会では主に京都の企業が出展したと述べた。また今年は日本の様々な地域からより多くの企業も参加している。
また、Trade ExhibitionがCEPA交渉のさらなる強化に役立つことを期待していると付け加えた。
この拡大は、地域拡大を目指す日本企業のゲートウェイとしてのUAEの重要性を強調している。
日本Trade Exhibitionは2月10日から12日まで開催され、世界的なビジネスハブとしてのドバイの戦略的立地を活用しながら、貿易と投資の展望を探ることを目的としている。
坂上氏はさらに、アラブ世界と日本の貿易の歴史的意義を強調し、次のように述べた: 「歴史的な記録によれば、アラブ諸国と日本との間の香木の貿易は、1000年以上前の平安時代から行われていた。今回のトレードショーでは、オープニングセレモニーで1000年以上前の香木を使った香の儀式を披露し、両国の長い貿易の歴史の原点を祝う。このイベントが、将来のビジネスチャンスを育むだけでなく、多くの人々のつながりを築き、平和と発展に貢献することを願っています」と述べている。