
東京:日本は2030年までにコメの輸出を約8倍に増やしたいと、農水省の担当官が木曜日に語った。
パンや麺類、その他のエネルギー源を多く取り入れるように食生活が拡大したため、日本の米消費量は過去60年間で半減している。
新目標は、主食である米の海外出荷を促進し、特に高齢化が進む人口減少に伴い、米の栽培をより効率的にするための長期的な国家政策の一環である。
「2030年に35万トンという目標を設定する予定だ」と、農水省の米貿易担当官である川口正和氏はAFPに語った。
この目標は、120億円(8100万ドル)で販売された2024年の数量(約4万5000トン)の7.8倍にあたる。
しかし、現在米は不足している。
政府は今週、この1年で2倍近くに跳ね上がった米価を下げるため、緊急備蓄米の競売を開始した。
この不足は、猛暑による不作や、昨年夏の「巨大地震」警報によるパニック買いなど、さまざまな要因によって引き起こされている。
さらに問題を悪化させているのは、一部の企業が在庫を持ち続け、売るのに最も好都合な時期を待っているとも考えられている。
AFP