
リヤド:サウジアラムコは4月のプロパンとブタンの公式販売価格を前月から据え置いた。
価格はプロパンが1トン当たり615ドル、ブタンが1トン当たり605ドルに設定された。
プロパンもブタンも液化石油ガスの一種で、暖房や自動車燃料、石油化学工業の原料として一般的に使用されている。似ているが、これらのガスは沸点が異なるため、様々な特定の用途に適している。
アラムコのLPGのOSPは、中東からアジア太平洋地域にこれらの製品を供給する契約の重要なベンチマークとなっている。
プロパン需要は、家庭暖房の主要な供給源であるため、一般的に冬季にピークを迎え、この季節的な増加がしばしば価格を押し上げる。
価格の変動は需給力学を直接反映したもので、寒くなればなるほど消費量が増えるため価格が上昇する。
先月、サウジアラビアはプロパンのOSPをトン当たり20ドル引き下げ、ブタン価格は20ドル引き下げられてトン当たり605ドルとなった。