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調査会社によると、7月の電気自動車の販売成長率は21%に鈍化

英国ロンドンの道路脇の EV 充電ポイントで、電気自動車が充電されている。ファイル/ロイター
英国ロンドンの道路脇の EV 充電ポイントで、電気自動車が充電されている。ファイル/ロイター
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13 Aug 2025 08:08:19 GMT9
13 Aug 2025 08:08:19 GMT9

ロンドン:市場調査会社Rho Motionは水曜日、7月の世界的な電気自動車の販売台数は前年同月比21%増となり、1月以来の最低の伸び率となり、6月の25%から低下したと発表した。これは、中国におけるプラグインハイブリッド車の販売の勢いが鈍化したためだ。

中国は世界最大の自動車市場であり、グローバルEV販売の過半数を占めている。Rho Motionのデータでは、バッテリー電気自動車とプラグインハイブリッド車がEV販売に含まれている。

7月の中国全体の自動車販売成長率は鈍化し、世界最大のEVメーカーであるBYDは、登録台数が3ヶ月連続で減少した。

しかし、EV販売全体の鈍化が比較的緩やかだったことは、他の市場が一部を補填していることを示している。例えば欧州の販売は、脱炭素化を加速させるためのインセンティブの恩恵を受けている。

Rho Motionのデータによると、7月のバッテリー電気自動車とプラグインハイブリッド車のグローバル販売台数は160万台に達した。

Rho Motionのデータマネージャー、チャールズ・レスター氏によると、中国におけるEV販売の成長率は、上半期は月平均36%だったが、7月には12%に鈍化した。これは、2025年までの政府のEVとプラグインハイブリッド車購入支援制度の一部が一時停止されたため、以前急成長していた市場が鈍化したためだ。

中国の販売台数は約100万台に達した。欧州の販売台数は48%増加して約39万台、北米の販売台数は10%増加して17万台を超えた。その他の地域での販売台数は55%増加して14万台を超えた。

「地域差はあるものの、2025年のEV普及の全体的な傾向は依然として強く上昇傾向にある」とレスター氏は述べた。

中国では、補助金制度のための新たな資金が8月から利用可能になるため、自動車販売は再び強い成長に戻る見込みだが、米国では9月末に新EVの購入またはリースに対する税額控除が削減されるため、需要に悪影響が出るだろうとレスター氏は付け加えた。

ロイター

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