

アラブニュースジャパン
東京:パナソニック株式会社 オートモーティブ社は、日産自動車株式会社と共同で、最近発売されたコンパクトSUV用の新たな高性能バックミラーを開発した。
この電子ミラーは大幅な画質の高精細化と、後続車のLEDランプによるフリッカー(ちらつき)現象を抑制するなど、ドライバーの安全性向上を目指している。
日本では、7月30日に発売された日産のコンパクトSUV「キックス」のために考案されたこの第4世代電子ミラーは、デザイン性に優れたフレームレスミラーを特長とし、従来型よりも輪郭のはっきりした映像を実現し、2メガピクセルのカメラを採用し、ディスプレイを高解像度化した。
この電子ミラーは夜間の視認性を向上させ、後続車のLEDランプによるフリッカー現象を抑制することで、ドライバーの視覚と安全性に役立てるために考案されている。さらにその上、このミラー上の画像は、リアウィンドウ内に設置されたカメラで記録されているので、従来のバックミラーのように、後部座席の同乗者が視界を妨げることもできない。
パナソニックは、100年以上もの間営業を続ける日本の大手電子機器会社だ。同社は現在、世界中で528社の子会社と72社の系列会社を運営しており、今年3月期の連結売上高は、7兆5000億円(約700億ドル)に達した。