
モハンメド・アブ・ザイード
カイロ—- UAEのハウス・オブ・エクスペリエンスは、今月UAEに「デジタル・モール」を開業した後、来年の2月末までにエジプトにも開店する準備をしている。
UAEハウス・オブ・エクスペリエンス「EPRパートナーズ」のCEO兼「デジタル・モール」プロジェクトの創設者アシュラフ・ゲイバー氏は、特にパンデミックが起きて世界中で閉店が相次ぎ、予防措置がとられている中、電子化が世界の購買行動の中で大きな位置を占めることになったと話した。
彼は、様々なテクノロジーを駆使することで、このモールが現実世界の買い物とそっくりの体験を提供し、買い物客に従来のモールの洗練された環境を感じてもらうような体験を提供できたと述べた。買い物客は何千もの商品やサービスを利用することができる。消費財や娯楽製品、食品の他にイノベーターや出版社による美術展、映画など、デジタルショッピングプラットフォームで提供されるサービス、また、行政サービスをはじめとする相談サービスだ。
「そのサービスや商品が国の法律と消費者保護法に則ったものである限り、すべての店舗、機関、有能な人々がデジタルショップを利用することができます」と彼は述べた。
「事業主、専門家、有能な人々が24時間以内に自分の店を持つことができます。」
ゲイバー氏の話によれば、このプロジェクトは、政府および非政府の法人組織と、UAE、サウジアラビア、バーレーンの消費者保護団体との協力で始まった。
「私たちはまず、ドバイから始める必要がありました。なぜならUAEは電子化移行方針を採用しており、人工知能の特別な省を設けているからです」と彼は説明した。
2021年には他にエジプト、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、オマーンにも「デジタル・モール」が開店すると彼は述べた。さらに2021年後半にはヨルダン 、モロッコ、イラク にもモールの支店が登場する。
ゲイバー氏は、「デジタル・モール」を次に開店する場所はエジプトだと述べた。サウジアラビアの開店に合わせてモールを設置するために技術および物流の準備が進行中だ。
「エジプトは現在、経済の発展と現代化が大きく進んでおり、現代的な国家を確立するためにあらゆる種類の包括的取り組みを行っています」と彼は話した。「国が電子化に取り組んでおり、開発条件に合っているため、エジプトは理想的で大規模な〈デジタル・モール〉のステージです。」
彼の説明によれば、「デジタル・モール」は、UAEの法人組織、商工会議所、合同協議会と一連の提携を結んで、ユーザーに専用サービスを提供し、このような制度の理念と目標への到達に貢献する。
ゲイバー氏の話によれば、モールは売買業務には介入せず、購入過程での手数料は受け取っていないが、商店主の利益を強化する方法を支援した。製品とサービスの販売促進のため、モールと同時に同名の電子雑誌が発刊すると彼は述べた。