• これらの選挙は、2006年以降初の立法評議会議員選挙、2005年以降初の大統領選挙となる

モハメド・アブ・ザイード

カイロ：エジプト政府はパレスチナの各政党に対し、2月7日にカイロを訪問し、包括的な国民対話を開始するよう公式な招待状を送った。

ハマス、ファタハ両政党は、パレスチナの選挙を期日通りに実施し、その結果に従うとする規範憲章に署名するため、協議に参加する意向を表明した。

パレスチナの各政党の代表者は協議のため、エジプトの首都に到着する予定だ。

パレスチナの2大運動であるファタハとハマスの関係者は声明で、数日間にわたるカイロでの協議では、異論のある問題に焦点を当て、意見の一致を模索することになるだろうと述べた。

ファタの関係者は、協議は今年半ばに予定されているパレスチナの選挙の成功のためのメカニズムに焦点を当てることになると述べた。

先月、パレスチナのマフムード・アッバス議長は5月22日に立法評議会議員選挙、7月31日に大統領選挙を行うことを呼び掛けた。

これらの選挙は、2006年以降初の立法評議会議員選挙、2005年以降初の大統領選挙となる。

「協議に参加する代表団は2月7日にカイロに到着し、包括的国民対話は翌日に始まる」と、ファタ中央委員会書記長のジブリール・ラジューブ少将が声明で述べた。

「我々は、マフムード・アッバス議長の発言の通り、パレスチナの人々が望む結果を得るために、広い心でカイロ対話に臨みます」と、書記長は付け加えた。

ハマス党首のメディア・アドバイザーであるタヘル・アル・ノーノ氏は声明の中で、運動の政治局長であるイスマーイール・ハニーヤ氏がエジプトからの公式招待状を受け、代表団とともに協議に参加すると述べた。

「ハマス運動指導部は、政治局の副局長であるサレハ・アル・アロウリ氏が、協議に参加する運動の代表団を率いることを決定しました」とアル・ノーノ氏は付け加えた。

協議の呼びかけは、二国家解決に基づいて中東和平を達成するという米国の公約をジョー・バイデン米大統領が断言するなど、パレスチナ問題が突破口を開けつつある時期に成された。

アル・アロウリ氏は、パレスチナの各政党の代表団はカイロに到着し始めて協議を開始し、立法評議会、大統領、民族評議会のレベルでパレスチナの選挙の開催について協議すると説明した。

同氏は、ハマスが障害を乗り越え、パレスチナ民族の最大の利益を達成できるような方法で選挙を行うことを支持していることを強調した。

「ハマスはカイロ協議の準備ができています」と、同氏は付け加えた。