
アラブニュース
アブダビ:国際防衛展示会(IDEX)2021のサウジアラビアのパビリオンが日曜日に幕を開けた。
このイベントは、同展示会でサウジ代表団を率いる軍事産業総局(GAMI)のアフメド・ビン・アブドル・アジーズ・アル・オハリ総督が主導した。
「サウジアラビアへの投資」と題されたサウジのパビリオンは、同局が主催している。このパビリオンには、数多くのサウジアラビアの主要な防衛・安全保障機関や企業が投資省とともに出展している。
IDEX 2021は、2月21日から25日まで、UAEのアブダビ国立展示場でが開催される。
アル・オハリ氏は土曜日、IDEX 2021の展示会で並行して行われるカンファレンスの「COVID-19パンデミックの外のサプライチェーンエコシステムの管理における革新的な機会を探る」と題する最初のセッション で講演した。
同氏によると、GAMIは2030年までに、防衛部門の現地化率を軍事サービスや装備品への政府支出の50%以上にまで引き上げることを目指しているという。
同局はまた、軍事研究や技術への支出を0.2%から4%に増やすことを望んでいると付け加えた。
同氏は、この分野はサプライチェーンのデジタルトランスフォーメーションをサポートしており、またサウジアラビアは世界的なサプライチェーンの中心にあるため、自ずと防衛投資が行われる場所となっていると語った。
アル・オハリ氏と代表団は、展示会に出品されているサウジアラビアの優れた製品について説明を受けた。
イベントに参加しているサウジ企業は、最新の製品や装備品を展示し、世界の防衛分野で最も有名な組織等とパートナーシップについて協議することが可能となる。
サウジパビリオンでは、サウジの地元企業と国際的な企業との間でいくつかの重要な合意が結ばれることが期待される。
アル・オハリ氏は、サウジアラビアのパビリオンは、パートナーシップの構築、知識や専門技術の交換、技術移転を通じて同産業の発展のためのプラットフォームを提供すると語った。
同氏は、サウジアラビアは防衛と国の安全保障を「非常に重要視して」おり、このイベントでのサウジの存在は、潜在的な投資家や彼らの軍事およびセキュリティ部門への参入をサポートすることになると付け加えた。