武田薬品工業は10日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナワクチンの国内治験データについて、審査を行う医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出したと発表した。接種した全員で抗体の増加が確認できたという。
モデルナのワクチンについては、政府が5000万回分を購入する契約を結んでいる。武田は1月から被験者200人を対象に国内治験を開始、3月に薬事承認を申請した。政府は月内にも開始する大規模接種で使用する方針。
JIJI Press