
ヤナ・サロウム
リヤド:サウジ国営水道公社(NWC)は、600万人に上下水道を提供するため複数の事業者と30億サウジアラビア・リヤル(8億ドル)の契約を結んだ。
NWCは声明で、44社との91件の契約によって276,000カ所の上水道と229,000カ所の下水道が建設されることになると述べた。
この計画は国内経済を大きく刺激するものとされているが、これは、上下水道の接続や供給ラインで使用する資材の50%以上を地域で生産するよう要請されているためである。
環境・水・農業省は、王国の民営化戦略の一環として、NWC傘下の地域水道施設の再構築に関して新たな段階に入った。
先週土曜、アブドゥル・ラーマン・アルファドリ環境・水・農業大臣は、メッカを中心とする西部領域と、アスィール、ジーザーン、ナジュラーンおよびバーハ地域からなる南部領域の統合に着手した。
二つの領域はNWCの親組織の下に再構築されることになるが、これは、王国内の13の地域を6つの領域に統合し、集中管理による運用を行う計画の一部となるものである。
今回の動きは、NWCが11月に、供給を中断することなく北部地域を北西領域へ統合することに成功したことに続くものとなる。長期的には今年末までに配水部門を完全に統合することを狙っている。