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アマゾン、アラビア語対応のアレクサを発売

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08 Dec 2021 05:12:18 GMT9
08 Dec 2021 05:12:18 GMT9

ジョージ・チャールズ・ダーレイ

リヤド:アマゾンは7日、サウジアラビアでアレクサを発表し、アラビア語湾岸方言での全く新しい、ローカライズされた言語体験を顧客に提供した。

デバイスシリーズ、エコーを動かす頭脳のアレクサには、サウジの顧客を念頭に作られた独自の新機能、互換性のあるデバイスとの新たなスマート・ホーム・インテグレーション、200近くのアレクサのスキルが備わっている。

これは、地元の発音とイントネーションで顧客を驚かせ、喜ばせる、地元の人間による地元の方言の音声や、地元の知識に加えて、サウジの開発者や、アンガミ、アル・アラビーヤ、MBC、カリーム、ファタフィート、アル・バイク、シャブクなどの地域ブランドのオススメを含む約200のアレクサのスキルなど、ローカライズされた体験を提供するようだ。

「アレクサと、エコー・シリーズのデバイスをサウジアラビアに提供できることに非常に興奮している」と、アマゾン・アレクサのトム・テイラー上席副社長は述べた。

「チームは、サウジアラビアのお客様のために一から設計された全く新しい体験を作るため、懸命に取り組み、アラビア語の独自性を大切にしながら、サウジアラビアの豊かな遺産と伝統、文化を反映した」

アレクサの発売についてコメントした、サウジアラビア通信・IT省のナッワーフ・アルホシャン技術開発担当副大臣は、アマゾン・アレクサはサウジの目標達成に貢献し、サウジにおけるIoTと人工知能の導入促進を後押しすることになると述べた。

サウジアラビアは、先進的なデジタル国家になり、デジタル経済大国のトップ20に入り、地域のテクノロジー投資のハブとなるための道を切り開くような、国際基準に則ったインフラを構築している。

アマゾン中東・北アフリカ地域のロナルド・ムチャワー副社長は、同社はサウジのビジョン2030を支援し、新しい、カスタマイズされた製品の発売はその取り組みの証しであると述べた。

アレクサの背景を少し説明したアマゾン・デバイス中東地域担当役員のラフィド・ファタニ氏は、アレクサはアレクサンドリアの大図書館にちなんで名付けられたと語った。クラウドベースのサービスであるアレクサは、「日々スマートになっていく」と、同氏は付け加えた。

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