
ロイター、パリ
フランスのアニエス・パニエ=リュナシェ経済副大臣は31日、カルロス・ゴーン氏が日本を発ちレバノンへ向かった一件を報道を通じて知ったことにふれ、「非常に驚いている」と発言。
パニエ=リュナシェ氏はまた、France Inter ラジオの取材に対し、ゴーン氏について、なんぴとも法から免れることはできないとはいえ、フランス国民としてフランスの領事支援は得られると語った。
日産のトップを追われたゴーン氏はレバノン行きを正式に発表。「欺瞞的な」司法制度の「人質」にはならないとし、世界で最も顔を知られた経営者の一人であるゴーン氏がいかにして、公判を数ヵ月先にひかえて日本から脱出できたのか、憶測を呼んでいる。