
ニーマル・ナラヤナン
リヤド:サウジアラビア統計総局(GASTAT)が最近発表したデータによると、同国の7月の年間インフレ率は2.7%となり、6月の2.3%からインフレが加速した。
専門用語でいうところの消費者物価指数の上昇は、食品・飲料価格の上昇が主な要因となってもたらされたと、GASTATは付け加えた。
報告によると、食品・飲料価格は年間3.9%の上昇を示し、食肉価格は5.1%急騰した。
「食品・飲料価格は、サウジアラビアの消費者物価指数構成品目の18.8%を占め、相対的に比重が高いため、2022年7月のインフレ率を押し上げる主因となった」と、GASTATは述べている。
輸送価格は3.6%の上昇だった。これは主に、自動車購入価格の4.2%の上昇によるものである。
さらにGATSATの報告は、同国の個人向け商品・サービス価格が2.1%上昇したことも明らかにした。
また、レストラン・ホテル価格は、ケータリングサービス価格が6.5%上昇したことにより、6.3%の上昇になったと報告書は付け加えている。