
東京:アブダビのADNOCガスは17日、石油資源開発株式会社(Japex)に液化天然ガス(LNG)を供給する5年間の契約を締結したと述べた。
ADNOCガスは、この契約の取引額は4億5,000万ドルから5億5,000万ドルと述べたが、LNGの量や出荷開始時期については明らかにしなかった。
この契約は、依然として石油とガスの輸入に大きく依存している日本のエネルギー供給の確保に焦点を当てた、7月の岸田文雄首相のUAEおよび他の湾岸諸国訪問に続くものである。
ADNOCは以前、日本は原油の約25%をUAEから輸入しており、ADNOCにとって石油・ガス製品の最大の国際輸入国となっていると述べていた。
ADNOCは4月、日本とUAEの二酸化炭素排出量を削減するために低炭素水素の価値を高めるため、日本企業の川崎重工およびエネルギー・金属鉱物資源機構と2つの協定を締結した。この協定には日本の西村康稔経済産業大臣が立ち会った。
ロイター