
東京:日本の人気動画共有サイト「ニコニコ」は、「大規模なサイバー攻撃」を受けているとして、サービスを停止している。
「現在、ニコニコは大規模なサイバー攻撃を受けており、その影響を最小限に抑えるためにサービスを停止しています」
「急ぎ調査・対策を行っておりますが、サイバー攻撃の影響を完全に排除し、安全性が確認されるまでサービスの復旧はいたしかねます」とし、今週末には復旧できない見込みであることを明らかにした。
ニコニコは日本最大級の動画共有サービスで、音楽からスポーツ、趣味まで様々な動画をユーザーが共有するほか、政府関係者の記者会見などのライブ配信も行っている。
ニコニコに加え、親会社であるカドカワの公式サイトとECサイト「ebten」にも「外部からの不正アクセス」の可能性があった。
「土曜日の未明から角川グループの複数のウェブサイトが利用できない現象が発生し、ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」
角川は「情報漏えいの有無」を含め、攻撃による影響を調査中で、外部の専門家や警察とも協力しているという。
ドワンゴは月曜日に最新情報を発表すると述べた。
AFP