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24歳、ヨットで世界一周=日本人最年少30年ぶり更新―兵庫

木村さんは2023年10月に出航して、太平洋を東回りに進み、南米大陸やアフリカ大陸の南端を通過。今月8日午後2時45分ごろ、ゴール地点の和歌山県沖の紀伊水道に到達した。 (AFP)
木村さんは2023年10月に出航して、太平洋を東回りに進み、南米大陸やアフリカ大陸の南端を通過。今月8日午後2時45分ごろ、ゴール地点の和歌山県沖の紀伊水道に到達した。 (AFP)
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09 Jun 2024 06:06:43 GMT9
09 Jun 2024 06:06:43 GMT9

ヨットによる単独無寄港、無補給の世界一周に挑んでいた兵庫県西宮市の会社員木村啓嗣さん(24)が9日、約230日の航海を終え、出発地の同市のヨットハーバーに降り立った。日本人最年少記録を30年ぶりに更新する「24歳9カ月」での世界一周達成となった。

これまでの最年少記録は海洋冒険家の白石康次郎さん(57)が持つ「26歳10カ月」だった。

午前10時半ごろ、支援者や市民ら約100人に迎えられ、木村さんが乗るヨットが桟橋に到着。桟橋前で開かれた帰港を祝う式典で、木村さんは「無事世界一周回って戻って来られて、非常にうれしい」と笑顔を浮かべた。式典には海洋冒険家の堀江謙一さん(85)も祝福に駆け付けた。 

木村さんは2023年10月に出航して、太平洋を東回りに進み、南米大陸やアフリカ大陸の南端を通過。今月8日午後2時45分ごろ、ゴール地点の和歌山県沖の紀伊水道に到達した。挑戦は2度目で、22年11月の初挑戦の際は、出航直後に嵐で機器が故障し、航海を断念した。

木村さんは大分県日出町の出身。高校時代にヨットを始め、白石さんに憧れて世界一周を夢見た。海上自衛隊を経て現在の会社に転職。会社の支援を受け、世界一周に挑んだ。

時事通信

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