
東京:新型コロナウイルスのパンデミックの影響で中断していた日本のサッカーリーグが4か月ぶりに今週末再開される。
木曜日に東京で107人の新型コロナウイルス感染者が確認されたなか、試合は土曜日に再開される。107人はここ2か月で最大となる一日の感染者増加数であり、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えているかに見える日本で心配が再燃している。
世界中の大半のスポーツと同様に、パンデミックの影響で、Jリーグは無観客のスタジアムで試合を行う予定だ。注目の一戦は、ディフェンディングチャンピオンの横浜F・マリノスと浦和レッズの対戦だ。
全18チームが土曜日に試合を再開する。今シーズンは2月の開幕戦1試合を最後に公式戦が中断されている。
レッズの大槻剛監督は「再開初日に昨シーズンの王者と対戦することは、チームにとって大きなモチベーションになります」と語った。
横浜のアンジェ・ポステコグルー元オーストラリア代表監督は未知の状況をこう総括した。
「明らかに、最後の試合から今まで長い時間が経過しています」とポステコグルー監督は言う。「たくさんの練習と長い待ち時間。どのチームがどれだけ強いのか、誰も知らないのが現実です。こんなにも長かったんですね」
試合は東京からほど近い埼玉スタジアム2002で行われる。
「正直言って、我々選手にとって、サポーターがスタジアムで試合を見られないことは寂しいです」と、レッズのフォワード、興梠慎三は語った。「なので、一日も早く、満員のスタジアムでプレーできることを強く願っています」
昨シーズン、他の選手と同時にリーグ得点王に輝いた仲川輝人は、この試合はファンのための試合だと語っている。
「2月にリーグが休止に突入して以来、サッカーファンは生放送で試合を見ることができていません」と仲川は言う。「サポーターの皆さんに明日の試合を楽しんでもらいたいと心から思っています。私たちはサッカーをプレイすることを楽しんでいるので、その気持ちをファンの皆さんに届けられたらと思います」
AP