
パリ:逃亡中の自動車業界の大物経営者カルロス・ゴーンとその妻は、彼自身の人生についてのドキュメンタリーとミニシリーズに出演予定だと、フランスの共同プロデューサーであるアレフ・オンとサウジアラビアのMBCは月曜日に語った。
ゴーン元日産会長は、2018年11月に金融不祥事の容疑で日本で逮捕され、130日間の拘留生活を送った後、昨年末の保釈中に国外に密航逃亡した。
66歳になる経営者の同氏は、その後1月にレバノンで初めて公の場に姿を現し、日産と日本国関係者による陰謀の犠牲になったと主張した。
ドキュメンタリーと6部構成のシリーズでは、「自動車業界における最も強力な経営者の一人という地位から、レバノン逃亡後の日本にとって最重要の指名手配中逃亡者という現在の地位に至るまで」、ゴーン氏の変転目まぐるしい物語をたどることになる予定だとプロデューサーは語った。
「両方の作品に、カルロスとキャロル・ゴーンへの独占取材の内容が含まれる」と声明で述べた。
プロデューサーによると、ドキュメンタリーの撮影は先月からベイルートで始まり、年末に至るまでフランス、日本、アメリカでのロケが予定されている。ゴーン夫妻やその他主要人物へのインタビューも含まれる予定だという。
監督には、『危険な王朝:アサド家』などのドキュメンタリー作品を手がけたイギリス人のニック・グリーン氏を起用した。
各話1時間で全6話のミニシリーズは、『ウエスト・ウィング』の脚本家であり、最近ではNetflixシリーズ『アンブレラアカデミー』のエグゼクティブプロデューサーを務めたマーク・ゴフマン氏監修の脚本に基づく。
このゴーンシリーズは2021年に撮影予定で、『沈黙の陰謀』や『マダム・セクレタリー』で知られるシャーロット・ブランドストローム氏が監督を務める予定だ。
AFP