

アラブニュース・ジャパン
東京:多くの通行人や観光客で混雑する新宿のビルの一角に設置された3D映像の大型街頭ビジョン。雨にもかかわらず人々は、あくびをしたり、ニャーニャーと鳴いたり、体を動かしたりと愛らしい巨大な三毛猫を見上げていた。
マイクロアドデジタルサイネージとユニカビジョンは、ビルの所有者であるクロススペースからの委託で巨大猫を開発した。毎日この周辺を通る人々を喜ばせ、未来の可能性を示すのが目的だという。
この「クロス新宿ビジョン」の公式オープンは7月12日で、現在の4K相当画質のディスプレイはテスト放送だと運営側は明らかにした。
LED画面は広告にも利用され、1時間に6回、時間帯によって異なる猫の映像を放映して日本人や外国人観光客の目を引いた。
猫の形をした傘を持ったベネズエラ出身の女性は、アラブニュース・ジャパンに対し、「ネットで巨大猫を見て、国の友人に動画を送ろうと思いここに来ました」と話した。