
・エジプト代表チームはグループBを2位で通過、火曜日にドイツと対戦する
アリ・カレド
日曜日に国立代々木競技場で行われたハンドボール男子予選で、エジプト代表チームがバーレーンを30対20で破りグループBを2位で通過、火曜日に行われる準々決勝への進出を決めた。
エジプト代表は4勝1敗で、昨日ポルトガルを34対28で下した首位のデンマークに続いた。次戦はドイツと対戦する。
エジプトはこれまで、オリンピックのハンドボール競技でメダルを獲得していないが、東京2020では表彰台を目指している。
エジプト代表チームは7月24日、オリンピック初戦となる対ポルトガル戦を37対31で勝利したが、2日後の第2戦となるデンマーク戦で敗れた。しかしその後、ホスト国である日本を33対29で、スウェーデンを27対22で破ると、今朝、同じアラブ諸国の参加国であるバーレーンに勝利し、完璧な戦いぶりを見せている。
エジプトは徐々に調子を上げ、15対7とリードして前半を終了。後半はバーレーンが13点を獲得するなど奮闘するも、エジプトは得点を倍にし快勝した。
37歳のベテラン、アハマド・エラルマル選手は5ゴールを挙げ、エジプトのオリンピック記録である通算83ゴールを達成し、またも目覚ましい活躍をした。また、ゴールキーパーのムハマド・エルタイヤール選手は、バーレーン戦でも35本のシュート中15本をセーブする活躍を見せた。