
アリ・カーレド
30日午前に東京オリンピックスタジアムで行われた東京2020パラリンピック競技大会男子100メートルT34(脳性まひなど)の決勝で、チュニジアのワリド・クティラ選手が金メダルを獲得し、アラブの同志であるアラブ首長国連邦のムハマド・アル・ハマディ選手が銅メダルを獲得した。
クティラ選手は、5年前のリオデジャネイロ大会で金を獲得した際に樹立した自己記録の15.14秒を上回る、15.01秒というパラリンピック新記録を出して優勝した。彼はまた、14.46秒というタイムの100メートルT34の新記録保持者でもある。
36歳の彼は、ロンドン2012パラリンピック競技大会では100メートルと200メートルのT34で2つの金メダルを獲得している。
一方、リオ2016パラリンピック大会でアラブ首長国連邦選手団の旗手を務めた36歳のアル・ハマディ選手は、15.66のタイムで3位となり、銅メダルを獲得した。
オーストラリアのリード・マクラケン選手が、15.37秒のタイムで銀メダルを獲得した。