
東京:9月2日、ワールドカップ最終予選の開幕戦となる試合でオマーンが1-0で日本を破った。試合終了間際にイサム・アルサビが決勝のゴールを決めた。
サムライブルーは2次予選では8戦8勝と圧倒的な強さを見せつけてこの最終予選グループBに臨んだが、ホームでの予想外の敗北を喫した。
雨の降る大阪のパナソニックスタジアムでの前半を両チーム無得点で終えた後、ホームの日本は若きスター、久保建英と堂安律を投入した。2人とも東京オリンピックへの出場後に代表チーム入りした。
だが、オマーンは日本のディフェンスラインを何度か突破し、88分にアルサビが決勝のゴールを決めた。途中出場したわずか数分後のことだった。
アルサビ選手は、ゴールを決めた時は「本当に驚いた」とその時の思いを述べた。
「神に感謝する。我がチームは良い結果を出すことができた。全員で必死に頑張った」と記者会見で語った。
オマーンのブランコ・イバンコビッチ監督はチームの「歴史的な勝利」を大いに喜んだ。
日本チームのふがいなさに、スタジアムで試合を観戦した地元の5千人のファンは失望を味わった。新型コロナウイルス感染症に伴う制限で、観客数は大幅に減らされた。
キャプテンの吉田麻也はチームの試合結果に嘆いた。
「負けるべくして負けた。テンポが良くなかった。コンビネーションがうまくいかなかった。本当に調子が悪かった」
アジア勢で最高位にランクされる日本は、2022年にカタールで開催されるワールドカップへの7回連続出場を目指している。
このグループには他にオーストラリア、中国、サウジアラビア、ベトナムが入っている。
各グループの上位2チームがワールドカップ出場権を獲得し、両グループの3位のチームは大陸間プレーオフの出場権を賭けて対戦する。
日本は来週、ドーハで中国と対戦する。
AFP