
成田(日本):7日、帰国後の記者会見で、主将の吉田麻也は、日本はワールドカップで無念の敗退も、歩みを止めず、5度目のアジアカップ制覇に向けて集中すると語った。
日本代表は、5日の決勝トーナメント1回戦 でクロアチアにPK戦の末敗れ、初のベスト8進出を果たせなかった。
しかし、カタールから戻ってきた選手と森保一監督を歓迎するために、何百人ものサポーターが成田空港に集まった。
吉田は「歩みを止めない」と到着後の記者会見で語った。
「アジアカップ制覇を目指す。我々の戦いはこれからも続く。サッカーを続けている限り、戦い続けなければならない。」と付け加えた。
アジアカップもカタールで開催される。当初の開催予定だった中国は、新型コロナウイルス感染拡大を理由に開催を断念した。
大会は 2023 年6月と7月に開催される予定であったが、カタールの猛暑を避けるために2024年の初めに延期される可能性がある。
日本は、2011年にカタールが2回目にアジアカップを開催した際に、4度目のアジアカップ制覇を果たした。
日本代表は、ワールド カップの決勝トーナメント1回戦 でクロアチアを崩せなかったが、グループリーグでは、優勝経験国のドイツとスペインから大金星を挙げ、首位で突破した。
森保監督は「目標とするベスト16の壁を破ることはできなかったが、選手たちは新しい時代を見せてくれた。新しい時代の入口にしか過ぎない」と語った。
チームをねぎらうために空港に駆け付けた大勢のサポーターの中に、55歳のマスイタカミチさんの姿があった。
ドイツとスペインに勝利したことは、「日本がサッカー大国になった」証だと語った。
サポーターの37歳のイチカワタカヒロさんは、吉田主将と同様に前だけを見ていると語った。
「今のところ、代表がカタールで開催されるアジアカップで堅実なパフォーマンスを発揮することに集中してくれることを願っている」と語った。
AFP