
兵庫県は、宝塚市の側溝で立ち往生していた70代の男性を助けた柴犬を表彰した。
テリタマとこの犬の30歳の飼い主は、5月21日に県の「のじぎく賞」を受賞した。
Japan Newsによると、飼い主が4月12日にテリタマを散歩させていたところ、柴犬が暗い路地に向かって歩き出し、飼い主のリードを引っ張ったという。
飼い主は助けを呼ぶ声を聞いた。そして70歳の男性が深さ1.2メートル、幅50センチの側溝にはまっているのを発見し、警察と救急車を呼んだ。
男性は落としたライターを拾おうとして側溝に落ち頭に怪我をしていた。発見されるまで約1時間動けなかった。
宝塚警察署の署長によると、朝晩は冷え込むため、高齢者は本当に危険な状態だった可能性があるという。