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日本の外相、赤根ICC所長と意見交換

また上川氏は、5月にNYで開催した国連などの邦人職員向けのICC就職セミナーをはじめ、ICCの日本人職員を増やすための外務省の取組みを説明した。(AFP)
また上川氏は、5月にNYで開催した国連などの邦人職員向けのICC就職セミナーをはじめ、ICCの日本人職員を増やすための外務省の取組みを説明した。(AFP)
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10 Jun 2024 10:06:21 GMT9
10 Jun 2024 10:06:21 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:上川陽子外相は月曜日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長による表敬訪問を受け、ICCの改善や日本とのさらなる連携・協力について意見交換した。

上川氏は、赤根氏が日本人として初めてICC所長に就任したことに祝意を表し、今後、日本がICCと緊密に協力していくためには、ICCは「法の支配の下、ローマ規程や関連のルールに基づいて中立・公正な手続きを行う努力が重要」と述べた。加えて、刑事裁判所としての独立性維持の重要性を指摘した。

両氏はICCが真に普遍的な裁判所となるためには、アジア太平洋地域をはじめ、ローマ規程締約国の拡大が不可欠であるとの認識を共有し、人材育成などの分野でも連携・協力を強化していくことで一致した。上川氏からは締約国拡大に向けた日本の取組みの紹介があった。

また上川氏は、5月にNYで開催した国連などの邦人職員向けのICC就職セミナーをはじめ、ICCの日本人職員を増やすための外務省の取組みを説明した。

これに対して赤根氏は、上川氏のイニシアチブによる日本の取組みに謝意を示し、より多くの日本の法曹人材や学生にICCに応募してもらえるよう、日本の関係方面と連携を強化していきたい意欲を示した。

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