
任期満了に伴う東京都知事選の投票が7日午前、始まった。選挙戦には、過去最多となる56人が立候補。子育て支援策や行財政改革、防災などを巡り、それぞれの主張を展開した。投票は午後8時までに締め切られ、即日開票される。
都選挙管理委員会によると、正午現在の推定投票率は17.07%で、前回の14.62%を上回った。
都の選挙人名簿登録者数は6月19日現在、1153万3132人。前回の投票率は55.00%だった。
都知事選に立候補しているのは、現職の小池百合子氏(71)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、前参院議員の蓮舫氏(56)ら。候補者数は、最多だった前回の22人よりも大幅に増加しており、事前に用意されたポスター掲示板の枠が足りなくなるといった混乱が生じた。
このほか、都知事選に合わせて都議補選も実施。9選挙区に計30人が立候補している。
時事通信