
東京:東京で開催中の第5回日本・アラブ経済フォーラムに出席したガージー・ファイサル・ビン・ザグル駐日サウジアラビア大使は火曜日、同フォーラムは日本とアラブ諸国の関係の重要性を示すものであると述べた。
ビン・ザグル大使はアラブニュース・ジャパンの取材に、「今回のフォーラムは、重要な日・アラブ関係に力を結集する極めて重要な会議」だと述べた。「サウジアラビア大使である私にとっても、日本と王国の関係の重要性を強調するものだ」
経済関係を促進するための重要なプラットフォームである第5回日本・アラブフォーラムが、火曜日と水曜日に東京で開催されている。このフォーラムは、日本企業のアラブ諸国への進出を促進し、日本とアラブ諸国との関係を強化することを目的としている。
ビン・ザグル大使は、日・サウジアラビア関係においてエネルギーは重要な支えであるとしつつも、多くの国が伝統的なエネルギーから再生可能エネルギーへの転換に取り組んでいることに言及した。
「転換にあたっては特定のパートナーシップが必要になるだろう」と大使は語った。「パートナーシップに力点を置くことは、今日の会議で重要かつ不可欠だった。サウジアラビアは共同創造を可能にするようなパートナーシップに特に関心を持っている」
「言わば解決策創造の一部としてのパートナーシップであり、エネルギーのための解決策。未来に向けて、よりクリーンでより素晴らしく、より安全で、環境に配慮しながらも繁栄を促す解決策である」
ビン・ザグル大使は、もう一つの側面として経済と開発のつながりを挙げ、中東のみならず、日本やその近隣諸国の繁栄にもつながる戦略的な解決策を生み出す重要性を指摘した。さらに、「市民一人ひとりに関わる生活の質の向上について、その解決策も含まれるべきだろう」と付け加えた。