
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、昨年2月に選抜された宇宙飛行士候補者の米田あゆさん(29)と諏訪理さん(47)が基礎訓練を終え、21日付で宇宙飛行士として認定されたと発表した。
2人は、日本が参加する国際月探査「アルテミス計画」に向け、JAXAが13年ぶりに行った宇宙飛行士募集で選抜された。今後、国際宇宙ステーション(ISS)滞在のほか、日本人初となる月面着陸を果たす可能性もある。
米田さんは日本赤十字社の医師から、諏訪さんは世界銀行職員からの転身。昨年JAXAに入り、宇宙飛行士として必要となる知識や技量を習得する訓練を受けていた。
時事通信