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日本の陥没穴でトラックのキャビンが発見され、運転手が捜索される

2025年1月28日、埼玉県八潮市の県道交差点で、陥没穴に飲み込まれたトラック運転手を救助する消防隊員。(時事通信撮影/AFP=時事)
2025年1月28日、埼玉県八潮市の県道交差点で、陥没穴に飲み込まれたトラック運転手を救助する消防隊員。(時事通信撮影/AFP=時事)
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12 Feb 2025 12:02:55 GMT9
12 Feb 2025 12:02:55 GMT9

東京:日本の陥没穴に飲み込まれたトラックのキャビンが下水管の中から発見され、行方不明の運転手の遺体が収められている可能性があると、消防当局が水曜日に発表した。

レスキュー隊は、トラックが2週間前に東京近郊に出現した陥没穴に突っ込んで以来、74歳の運転手の発見に苦闘している。

陥没穴は1月28日の朝のラッシュアワーに八潮市の交差点で突然開き、トラックは飲み込まれた。

専門家がドローンで撮影した写真を分析した結果、写真にはトラックのキャビンが写っており、中にいるのが人である可能性も否定できないという。

しかし、救助隊は水流と高濃度の硫化水素ガスのため、トラックのキャビンが発見された下水管には入れなかったという。

八潮市がある埼玉県の小野元弘知事は、水流を止めるための仮設バイパスパイプを建設するのに約3ヶ月かかると述べた。

救助隊はトラックキャビンに入る前に、バイパスの完成を待たなければならない。

30メートル(98フィート)の傾斜により、救助隊は穴に重機を送り込むことができた。120万人の住民は、漏れた下水が作業の妨げにならないよう、シャワーや洗濯を一時的に控えるよう求められた。

しかし、斜面の下からかなりの量の汚水が発見され、雨も重なって救出作戦は中断された。

日曜日に、陥没穴内部の捜索は中止され、トラックのキャビンが発見された近くの下水管に集中することになったと共同通信などが報じた。

地元メディアによると、2022年に起きた道路陥没のうち約2600件は下水管が原因だったという。そのほとんどは、深さ50cm以下の小さなものだった。

2016年には、福岡市の交通量の多い道路に幅約30メートル、深さ約15メートルの巨大な陥没穴が出現した。

誰にも怪我はなく、作業員が24時間体制で作業した後、通りは1週間後に再開した。

AFP

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