
東京:外務省によると、岩屋毅外務大臣は月曜日、イランのアッバス・アラグチ外務大臣と電話会談を行い、イランを取り巻く状況、特に核問題について率直な意見交換を行ったという。
岩屋大臣は現在の状況に深い懸念を表明し、国際原子力機関(IAEA)との協力の重要性を強調するとともに、イランが対話を平和的に解決へと進めるために建設的かつ具体的な行動を取ることが不可欠であると指摘した。
また、岩屋大臣は対話の重要性を強調し、日本として引き続き地域の平和と安定に向けた外交努力を続けていく考えを示した。
これに対し、アラグチ大臣はイラン側の立場や取り組みについて説明したが、詳細は明らかにされなかった。
約30分間にわたる電話会談の中で、両大臣は日本とイランの間で多層的な対話を継続することを確認し、特に外相レベルでの対話を含め、地域の平和と安定のために協力していくことで一致したと、外務省は発表した。