
東京:北朝鮮は、日本が軍事力、特に長距離ミサイルの強化を進めていることに対し批判し、海外への侵略を計画していると非難した。
朝鮮中央通信(KCNA)は土曜日、「列島でのミサイル発射訓練の常態化が示唆するものは何か」と題した論評を発表し、日本の軍隊が地対艦ミサイル発射の訓練を実施していることを概説した。
北朝鮮は、日本が侵略戦争の能力を習得し、海外侵略の計画を進めていると主張した。日本はすでに隣国を攻撃するためのミサイル能力を有しており、来年には射程を1,000キロメートルまで拡大し、さらに3,000キロメートルの射程を持つ弾道ミサイルの製造を計画しているとしている。
論評では「日本の軍国主義者たちは『自衛隊』を攻撃型の侵略勢力へと再編・強化する動きを見せている」と述べ、「軍国主義の道を歩んできた日本の最終目標は、日本を好戦国家として準備し、過去のように大陸侵略に乗り出すことだ」としている。
さらに論評では、日本は「本土での戦争準備を完了」しており、国内で戦闘能力のテストをしているとし、「列島の外でミサイル発射訓練を行う勇気はないだろう」と示唆した。そして、日本は国内の安全強化を口実に「周辺国への奇襲先制攻撃計画」を進めていると付け加えている。
論評は、「日本は『大東亜共栄圏』の実現を放棄していない戦犯国家である。先制攻撃体制に入った日本は、誤算してはならない」と結んで いる。