
東京:林芳正官房長官は、占領軍が日本人を含む外交団に威嚇射撃を行ったことを受け、日本はイスラエル政府に抗議したと述べた。
代表団は5月21日、ヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプを訪問していた。同キャンプは紛争の歴史があり、パレスチナ人が多く住む重要な場所である。
「この憂慮すべき事態を受け、わが国政府はイスラエル当局に対し、この非常に遺憾な発砲事件に対する公式の抗議を行うことで、直ちに行動を起こした」と林氏は述べた。
「我々は、何が起こったのかを明らかにし、このような事件が二度と起こらないようにするための対策を実施するよう求めている」と木曜日の記者会見で述べた。
林氏は、イスラエル政府はこの要請を「完全に理解している」と確認し、遺憾の意を表明したと付け加えた。また、事実関係を調査し、その結果を日本に報告すると述べた。
林氏によれば、日本人を含め、負傷者はいなかったという。
パレスチナの通信社Wafaは、代表団には英国、中国、エジプト、フランス、日本、ヨルダン、トルコ、ロシアを含む20カ国以上の外交官が含まれていると報じた。