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アメリカはゴーン容疑者が日本逃亡を手助けした男に金を送金したと主張
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08 Jul 2020 03:07:27 GMT9
08 Jul 2020 03:07:27 GMT9
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アメリカの検察当局は火曜日、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン容疑者は昨年、日本からの逃亡を手助けした2人の男のうちの1人が経営する会社に対し、86万2500ドルを送金したと、裁判所への提出書類の中で述べた。
今回の文書の開示は、ゴーン容疑者の逃亡に関連して日本への身柄引き渡しを回避しようとしているマイケル・テイラー氏と息子のピーター・テイラー氏が、保釈金による釈放をアメリカの裁判官に要求してから1日も経たないうちに行われた。
テイラー夫妻の弁護士によると、不備のある逮捕状と身柄引き渡し要求により、テイラー夫妻はマサチューセッツ州のノーフォーク郡矯正センターで6週間以上拘束されている。当センターでは36人の受刑者と職員が新型コロナウイルス感染に陽性反応を示している。
「夫婦のどちらも逃亡の恐れはなく、間違いなく夫婦が解放される条件がある」と弁護士は文書で述べた。
ゴーン容疑者は昨年12月、箱の中に隠れてプライベートジェット機に乗って、彼自身が否認している金融犯罪の容疑により勾留されていた日本から、ベイルートに逃亡した。レバノンは日本との身柄引き渡しの条約を結んでいない。
火曜日にマサチューセッツ州の連邦裁判所に提出された書類によると、昨年10月にパリの銀行口座からピーター・テイラー氏と兄が経営する会社であるプロモート・フォックスLLCに54万ドルと322,500ドルの2回、送金が行われている。
この書類にはテイラー夫妻に対し支払われた金額は示されていないが、検察はこの書類は彼らが逃亡に必要なものを持っていることを示す「追加の証拠 」と述べており、「逃亡の恐れがある」として拘留を継続すべきだと述べている。
マイケル・テイラー氏はアメリカ陸軍特殊部隊の退役軍人であり、民間警備の専門家である。
火曜日の判決において、ドナルド・キャベル判事は、テイラー夫妻による逮捕令状破棄の要求について、書面による命令により却下した。判事は夫妻の保釈要求についてはまだ判決を下していない。
夫妻の弁護士は 送金についてコメントを拒否した。
ロイター通信
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