
【ワシントン時事】サキ米大統領報道官は12日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について「そうした発言は全く容認できない」と強く批判した。
森氏の辞任に関しては「(米政府の)チーム内で協議する」と述べるにとどめ、論評を避けた。
米政府は、東京五輪開催や米選手団の派遣に関し「今のところ協議していない」(サキ氏)という立場。バイデン大統領は先に、開催の可否判断について「科学に基づくべきだ。安全に開催できることを祈っている」と発言している。
JIJI Press