
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を受け、再発防止策などを求めて集められた署名が16日、組織委の担当者に手渡された。オンライン上で集められた署名は15万7425筆に上った。
署名活動は森氏の発言翌日の4日に開始。女性理事の比率を4割以上にすることや、森氏辞任後の新会長選定や組織運営における透明性確保なども求めた。
組織委訪問後に取材に応じた発起人の能條桃子さんは「問題を引きずったまま進むわけにはいかないと思う。(新会長は)森会長の発言を問題だと認識している人になってほしい」と話した。
JIJI Press