
アラブニュース・ジャパン
東京:海上保安庁は4日、東シナ海の日本領海外側にある接続水域で中国海警局の船が過去最多となる112日連続で確認され、中国は日本が繰り返し抗議しているにもかかわらずそれを無視しており、尖閣諸島を奪う強い意思を事実上確認したと述べた。
地元メディアは、日本最南端の沖縄沖で中国海警船4隻が確認されたと報じた。これまで2020年4月から8月にかけて連続111日を記録していた。
今年6月3日現在、中国公船が日本の領海に侵入した事例は18件である。海保は、中国公船が日本の漁船に頻繁に接近しているため、巡視船を活用して活動を監視していることを明らかにした。
中国は2012年9月、日本が5つの無人の尖閣諸島のうち3つを私有地から取得した後、この海域での存在感を急速に増している。日本の当局は、ますます大きな海警船が確認されることに懸念を表明している。
海保が公表している情報によると、中国海警局は2012年には排水量1000トン以上の船40隻を保有していたが、2020年には131隻に増加したという。海保には排水量1000トン以上の船は69基しかない。日本当局はまた、より多くの海警局の船が自動大砲で武装しているとした。
日本政府高官は、このような「侵入」を「非常に深刻な問題」と考えているが、中国は日本の憂慮に耳を傾けず、海警局が単に領海をパトロールしているだけだと述べた。
日本政府が国際法違反だと批判したことに対し、中国は「釣魚島および付属島嶼は中国の領土であり、この海域における海警局の船の航行は法律に基づく有効な措置である」と述べた。中国は尖閣諸島を釣魚群島と呼ぶ。
これは日中間に緊張を与えている主要な紛争であり、日本の同盟国である米国は日本のために島を保護するとしているが、島の主権がどちらにあるかを決定する立場ではないと述べた。