
アラブニュース・ジャパン
東京:アブドッラ・シャーヒド次期第76回国連総会議長(UNGA)は、金曜日、日本の茂木敏光外務大臣と会談した。茂木大臣は、国連安全保障理事会改革の重要性を強調し、シャーヒド国連議会議長が、改革の実現に一役買うとの期待を表明した。
茂木氏は、モルディブ共和国の外務大臣であるシャーヒド氏がUNGAの第76回国連総会議長選出されたことの祝意を表した。
茂木氏は、国際社会が面している課題を取り組むことに、日本がシャーヒド氏に全面的な支援をすることを述べた。これに対し、シャーヒド議長は、日本政府の招待に謝意を表明するとともに、自身の支持を約束した。
2人は、アブガニスタンで悪化する状況に重大な関心を表明し、アフガニスタンの問題を解決するために、国際社会が連携していくことの重要性を確認した。
また、この2人の大臣は、北朝鮮に関する問題に取り組む組むことで意見を交換し、茂木氏は、拉致問題を解決する努力に理解および協力を求めた。シャーヒド氏はこの件に関して支持を表明した。
茂木大臣は、ワクチンの用意を通して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する闘いにおける日本の努力を説明し、気候変動に取り組む日本のイニシャチブを共有した。シャーヒド議長は、これらの地球規模の問題を取り組む日本の貢献に感謝した。
また2人は、日本およびモルディブ共和国の二国間関係における意見を交換し、さらに関係を強化することで合意した。