東京都は27日、小池百合子知事(69)が「過度の疲労で入院し、1週間程度の静養が必要となった」と発表した。静養中の公務は武市敬副知事が代理を務める。
都政策企画局総務部総務課は「(小池氏は)医師の判断で静養することになった」と説明している。27日はテレワークで、登庁していなかった。
小池氏は6月22日にも過労で入院。同30日に退院し、7月2日から登庁した。
都議選投開票前日の同3日には、自身が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の候補者激励に奔走。その後、東京五輪・パラリンピックへの対応や新型コロナウイルス対策などで土日に登庁することも多かった。
小池氏は退院後も記者会見などでせき込むことがあり、職員の一人は「体調が良くないように見えた」という。別の職員は「新型コロナとの戦いも長引き、相当疲労が蓄積していたのではないか」と話した。
時事通信