
立憲民主党の枝野幸男代表は4日、三重県伊勢市での記者会見で、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の国外逃亡について「わが国の法秩序に対する挑戦だ」と厳しく批判した。また、政府に対して速やかに経緯を説明するよう求めた。
枝野氏は「こうしたことを許してしまったことは日本の出入国管理体制にとって大変恥ずかしい事態だ」と指摘。「できるだけ早く政府としても説明し、必要な捜査・調査をしていただきたい」と述べた。
国民民主党の玉木雄一郎代表も伊勢市での会見で「国家の主権について極めて深刻な疑問を投げかける問題だ。積極的な政府の発信や説明がないのも納得できない」と語った。
JIJI Press