
ダイアナ・ファラー、ドバイ
日本とUAEは、「湾岸地域および世界の平和、安定、繁栄」における効果的かつ責任あるプレイヤーであると、ドバイの日本総領事はアラブニュースに語った。
梅澤彰馬総領事は、中東における現在の緊張状態を踏まえ、来たる両国首脳会談が「友好的な関係を強化するだけでなく、この地域におけるさらなる緊張の高まりの防止にも寄与する」と述べた。
梅澤総領事は、安倍晋三首相のUAE訪問によって、「日本とUAE、さらにはサウジアラビアやオマーンとの間の堅固な協力についての意見交換や再確認によって、湾岸地域における安定したエネルギー供給が促進され、安全な航行が確保される」と付け加えた。
日本とUAEの間では、包括的戦略パートナーシップ・イニシアチブに基づく協力が展開されていると、梅澤総領事は話した。
このイニシアチブは、2018年に安倍首相とアブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子によって合意された。その対象分野には、文化、防衛、テクノロジー、安全保障が含まれる。
梅澤総領事は、今年開催される東京オリンピックおよびパラリンピック、さらにドバイ国際博覧会などのイベントを通じて、世界が「日本とUAEの美しいコラボレーションを認識する」ことへの期待を表明した。
安倍首相は土曜日にサウジアラビアを訪れ、リヤドでサルマーン王に迎えられた。同首相はアルウラの史跡を視察し、そこでサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談を行った。
安倍首相はUAE滞在中に、この地域への自衛隊派遣に関する計画について話し合う予定になっていると、地元メディアは報じた。