

アラブニュース・ジャパン
東京:訪日中のアラブ首長国連邦(UAE)シェイク・ハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ執行評議会委員兼執行事務局長は月曜日、岸田文雄首相を表敬訪問し、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)」が近日中に署名できる見通しとなったことを歓迎した。
日本の外務省によると双方は、防衛装備品・技術移転協定における実質的な合意についても、これを歓迎した。
また本年の日・UAE国交樹立50周年を機に、次の50年に向けて、クリーンエネルギー、先端技術から人材育成に至るまで、幅広い分野でさらなる関係強化に取り組むことでも一致。
さらに、新型コロナの感染拡大で一時停止されていた査証の免除措置について、UAEの一般旅券所持者に求めていた旅券の事前登録を不要とし、完全な査証免除措置を早期に導入することを確認した。
安倍晋三元首相の国葬にはシェイク・ハーリド殿下が参列する予定で、岸田首相はこれに謝意を表した。シェイク・ハーリド殿下は、安倍元首相の逝去に心からの哀悼の意を表し、ムハンマド・ビン・ザイード大統領からも弔意をことづかっていると述べた。
この表敬には、スルターン・アル・ジャーベル産業先端技術大臣兼日本担当特使も出席した。