
アラブニュース・ジャパン
日本とアラブ首長国連邦(UAE)は、環境分野での両国の協力を推進するための協力覚書(MOC)に署名した。
日本の西村明宏環境相とUAEのマリアム・ビント・ムハンマド・アル・ムヘイリ気候変動・環境相は11月14日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催されていた国連気候変動会議2022(COP27)に出席した際に、日本の環境省とUAEの気候変動・環境省との間の環境協力に関する協力覚書に署名した。
日本の環境省は声明の中で次のように述べている。「本覚書は、環境分野における両国の包括的な協力を推進していくことを目的としています。日・UAE外交関係樹立50周年という節目の年に署名する運びとなり、日・UAE『包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)』の実施にも資するものです」
この覚書は協力分野として、「気候変動」「大気質管理」「廃棄物管理」「生物多様性の保全及び持続的な利用」の4つに加え、環境保護・管理における「その他の分野」を挙げている。