
沖縄県の宮古島周辺で起きた陸上自衛隊ヘリコプターの事故で、陸自は20日、死亡が確認された5人のうち2人の身元を特定し、公表した。身元判明は初。
2人は第8師団司令部(熊本市)所属の庭田徹1等陸佐(48)と神尊皓基3等陸佐(34)。
海底で見つかった事故機とみられる物の周辺から、海自の潜水士によってともに16日に収容され、同日死亡が確認されていた。遺族の面会やDNA型鑑定により身元を特定したという。
庭田1佐は第8師団のナンバー3に当たる「幕僚長」。神尊3佐は師団業務に関する各種計画の立案に当たっていた。陸自は残り3人についても身元の特定を急いでいる。
時事通信