アラブニュース
リヤド:G20デジタル経済タスクフォース(DFTF)が6月3日から4日にかけてバーチャル会議を連続的に開催し、デジタル経済政策立案とデジタル化の未来に対する総合的なアプローチについて話し合った。
G20諸国、ゲスト国、国際機関および地域機関から集まったメンバーが、COVID-19大流行後のビジネス運営維持におけるデジタル化の関連性について取り組んだ。
データの流れ、スマートシティ、デジタル経済測定、およびデジタルセキュリティもまた、コネクティングヒューマニティ2030構想と並んで議題に上った。
代表者たちは現在の危機的状況におけるデジタル化について、経済の回復力を高め雇用維持を促進するためのデジタルツールの最適な利用に対する長期的な視点から議論した。
DFTF会議開催前の6月1日、「Dialogue on Trustworthy AI in Pandemic Response(パンデミック対応における信頼できるAIに関する意見交換)」に官民両部門と学術界から専門家たちが集まり、人工知能における政府の最適な役割を検討した。
多様な産業分野におけるテクノロジーの利用可能性と共に、パンデミック対応においてAIがどの程度効率的なツールとなり得るかというテーマが議題として取り上げられた。この意見交換では、政策議論におけるG20の役割や、G20 アジェンダにAIを長期的に含めることも検討された。
G20デジタル経済担当大臣たちは7月22~23日の会合で同タスクフォースの結果を見直し、引き続き検討する。