
厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県の80代の日本人女性が死亡したと発表した。国内で新型ウイルス感染者の死亡が確認されたのは初めて。同省が死因を詳しく調べている。
加藤勝信厚労相は同日の記者会見で、「国内で感染した可能性を踏まえ、疫学的調査をする」と述べた。
厚労省によると、女性は1月22日に倦怠(けんたい)感を覚え、28日に医療機関を受診。経過観察後、2月1日に肺炎と診断され入院した。状態が悪化したため6日に転院し、13日に死亡。検査で新型ウイルス陽性と分かった。
時事通信社