
新型コロナウイルスの感染は20日も各地で報告が相次ぎ、クルーズ船関連を除き、6道県で新たに8人の感染者が確認された。
福岡市によると、同市在住の60代男性と60代女性の感染が確認された。2人は夫婦で、最近の海外渡航歴はなかった。
札幌市では、市内在住の40代男性1人の感染が確認された。18日に感染が判明した道内3人目の感染者と共に、「さっぽろ雪まつり」の事務作業を担当していたという。
相模原市では、相模原中央病院に入院中の80代男性1人の感染が確認された。同病院では、感染して死亡した女性が一時入院し、女性看護師の感染も判明。女性看護師が80代男性と、19日に感染が判明した70代男性の部屋を担当していた。市は院内感染の可能性もあるとみている。
沖縄県では、豊見城市在住の80代男性1人の感染が確認された。県内で3人目の感染者で、糖尿病などの基礎疾患があり、入院しているが軽症。中国への渡航歴はなく、クルーズ船の乗客との接触も確認されておらず、県は市中感染の可能性もあるとみている。
千葉県では、県内在住の70代女性1人の感染が確認された。県内では7人目。症状は軽く、発症から2週間以内の渡航歴はないという。
名古屋市では、市内在住の80代男性1人の感染が確認された。
横浜市では、市内在住の女性の感染が確認された。既に感染が確認されているタクシー運転手の妻という。
時事通信社