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準軍事組織の砲撃によりハルツームで民間人10人が死亡、活動家が明らかに

4月15日の紛争勃発以来、スーダンでは7,500人近くが犠牲になった。(AFP/File)
4月15日の紛争勃発以来、スーダンでは7,500人近くが犠牲になった。(AFP/File)
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04 Oct 2023 01:10:38 GMT9
04 Oct 2023 01:10:38 GMT9

ポートスーダン(スーダン):10月2日、スーダンの首都ハルツームで準軍事組織によりモスクと他の非軍事施設が砲撃を受け、10人が犠牲になった。地元活動家が明らかにした。

これはスーダン軍のトップ、アブドゥルファッターフ・アル・ブルハン氏とそのかつての副官であり、準軍事組織即応支援部隊(RAF)を率いるモハメド・ハムダン・ダガロ氏の間で6か月近く続く戦闘においてハルツームで複数の民間人が殺害された最新の衝突である。

地元の抵抗委員会は「RAFによる砲撃で、アル・サムラブ近郊で民間人10名が死亡し、11名が負傷した」と述べた。アル・サムラブはハルツーム中心部から青ナイル川を挟んで北方に位置する。

抵抗委員会は、かつて民主化を求めるデモを組織していた多くのグループの1つだが、現在は戦時下の支援を提供している。

「いくつかの砲弾はモスク、医療センター、市民の住居に落下した」と委員会は東部の都市ポートスーダンで取材していたAFPに対し、電話で話した。

9月12日には、医療関係者がAFPの取材に対し、ハルツーム北部で準軍事組織により「17人の民間人が殺害された」と話していたが、この地域ではRSFによる砲撃が目撃されている。

ヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官によると、これらの事件の2日前には、ハルツーム南部の市場が空襲を受け、少なくとも51人が死亡し、数十人が負傷した。

戦闘による暴力の被害はハルツームと西部のダルフール地域に集中しているが、北コルドファン州(ハルツームとダルフールの中間に位置する)でも戦闘が起きている。

「武力紛争の場所・事件データプロジェクト」(the Armed Conflict Location & Event Data project)によると、4月15日の紛争勃発以来、スーダンでは7,500人近くが犠牲になった。

国連の統計によると、戦闘により430万人近くがスーダン国内で避難民となり、さらに約120万人が国境を越えて逃れた。

AFP

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