
セランゴール: ガザ紛争で様々な負傷を負ったパレスチナ人市民41人が、治療のため金曜日にマレーシアに輸送された。
生後8カ月から62歳までのパレスチナ人は、エジプトの首都カイロからマレーシア空軍の輸送機2機に乗せられ、イスラム教徒が大多数を占めるマレーシアに輸送された。
マレーシアのモハメド・ハレッド・ノルディン国防大臣は、患者を受け入れた後の記者会見で、「我々は、純粋に人道的配慮からこの任務を遂行した」
「また、この非人道的な大量虐殺に対するわが国の立場を示すものでもある」
ノルディン大臣によれば、負傷者はパキスタンのカラチに寄航する19時間のフライトに耐えられるよう、「慎重な評価」を経て選ばれたという。
負傷者には86名の家族または近親者が同伴していた。
ガザ戦争は、ハマスによる前例のない10月7日のイスラエル攻撃によって引き起こされ、AFP通信がイスラエルの公式発表を集計したところによると、1,198人(ほとんどが民間人)が死亡した。
また、武装勢力は251人の人質を拘束し、そのうち111人はいまだにガザに拘束されている。
そのうちの何人かは、11月の1週間の停戦中に解放された。
戦争によって、ガザのほぼ全人口が避難し、住宅やその他のインフラの多くが破壊され、食料不足が広がっている。
ガザの保健省は、民間人と武装勢力の死傷者の内訳を明らかにしていないが、木曜日には、戦争によって4万人以上が死亡したと発表した。
AFP